3DCGの勉強を始めた話

つい先日、社内の3Dプリンターでの出力が成功したそうで、
私も3Dプリンタを使って歯車などの部品を出力したりできたらいいなぁと考えました。

目標としては3Dプリンタで歯車を出力して、大きいロータリーエンコーダを自作できないかと思っています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ロータリエンコーダ

3Dを始めるには?
まずは3DCGソフトが必要です。
特に、ZBlushはフィギュア作成でよく使われている(とものづくりメンバーのkadowakiさんから聞きました。)
が、調べてみるとソフト自体の値段が結構するようで…
無料で始められることから、まずはBlenderを使ってみることにしました。

ちなみに3Dソフトにもいくつか性質があるそうで、先述したZblushは粘土や彫刻のようにモデルを作成できるのが特徴となっているそうで、その点でも目標のためにはBlenderを学習した方が良いのかもと。
どちらかといえばCAD系なのかな、と思っていたのですが、CAD図面からの3Dプリンタの出力については情報が少なく…
Jw_Cadのデータから3Dプリンタを使うこともできるのだろうか。

使用するソフトが決まったところで、学習方法について。
最初は書籍をパラパラめくりながら学習するのがいいのかな、と思い良い参考書はないかと調べていたのですが…
https://news.nicovideo.jp/watch/nw7247538
YouTubeの講座を見て、小学生が人気漫画鬼滅の刃の無限城のCGを作られたんだとか。クオリティがすごい。
ということで、触発され私もYouTubeの動画を調べてみることにしました。

実際にYouTubeを調べてみると、いくつかの講座を見つけることができます。
VRChatの普及で3Dを始める人が増えたようで、そういった趣旨の動画が多いですね。フィギュア作成にも応用できそう。

まずは短時間で完走できるこのシリーズの講座を進めてみました。
題材が複雑でなく、まだ何を作るか決めていない0からでもこれならできそう!と思える難易度だったのが良かったです。
昼くらいに初めて、夕方には完走していました。

実際に講座を受けてみて感じたこと。
3DCGを覚えるにあたって、3Dの考え方や理論などより、
まずツールの操作方法を覚えることが最初のハードルになるのかな、と感じました。
解説に合わせて操作していても、戸惑うことが多く…本当に何も知らない状態で進めていたら、絶対操作方法で引っ掛かっていただろう。
そういったことを、動画を見てマネしながら実感できたのが良かったです。
ただ講座を見るだけでなく、実際に作ってみることは刺激になることも。真似しながらでも作品を作り上げることで流れを理解でき、自信になりますね。

終わりに。
活動に3Dプリンタを導入する流れがあったので、
活用するためにも3Dモデリングを始めたい!でもどうしたらいいのだろう?と思い学習していた話でした。
最初は真似からでも、一つ作ってみるとなにかが見えてきた気がします。

(本記事について)

この記事は、Maker Faire Tokyo 2020の開催に合わせ、SC-MAKERS!スタッフに最近の取り組みについて執筆してほしいと依頼した課題の成果物です。 
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