レポート: 動くぬいぐるみたちとの出会い ~Maker Faire Tokyo 2019~

こんにちは。

一人暮らしなのに一軒家に住んでいる社会人一年目です。

今回はスタッフとして参加したMaker Faire Tokyo 2019についてお話ししたいと思います。

Maker Faire Tokyo 2019には様々な「モノ」が出展され、製作者と来場者の方々の熱気がとてもすごかったです。

中でも特に私の目を引いたのは、このかわいいぬいぐるみたちです。

写真は、長谷川研ぬいぐるみ部 さんによる、 「NUIBOT-縫い物で作るロボット製作キット-」 です。 写真でお伝えしきれないのが残念ですが、このぬいぐるみ、なんと動くんです。

(一枚目とちょっと足の形が違うこと…お判りいただけますでしょうか…。)

ぬいぐるみの中にロボットがはいっているのかと思いきや、 なんと中には何も入っていないのです。

このぬいぐるみたちが動いている仕組みは、なんと「糸」。

乾電池式のモータによってぬいぐるみたちに縫い付けた釣り糸を動かすことで、 ぬいぐるみの中に骨組みを入れるよりも、しなやかに、よりリアルな動きを実現できるのだそうです。

ぬいぐるみの中にモータさえも入れてしまえば、見た目からでは「何かがぬいぐるみを動かしている」 なんて誰も思わないのではないでしょうか。

とがった骨組みが入っていない分、安全性も高まりますし、より手軽に動くぬいぐるみを作成できるので、用途の幅も広がりそうです。

展示者の方曰く、「コスプレでメデューサをやるときなんかに(へびの髪の毛を動かすのに)ぴったりだと思う」 とのこと。

ぬいぐるみたちのリアルな動きを見ているうちに、どんどん愛着がわいてきて、 離れがたい気持ちになりました。

「動くぬいぐるみ」という(私にとって)夢のようなものが、世の中の当たり前の存在になる日も近いのではないでしょうか。

 

Maker Faire Tokyoでは、かっこいいロボットだけでなく、ぬいぐるみを使ったものや、新しい医療器具、面白い楽器やアクセサリーなど、実に様々な「モノ」が出展されていました。

この記事を見てくださったそこのあなた!

ぜひ次のMaker Faire へお越しください!

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

(本レポートについて)

このレポートは、展示会へ参加したスタッフに課された「当日の展示などを見て回り、印象に残ったものや出来事について記事を書け」という課題の成果物です。 
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