MFK2019レポート: Maker Faire Kyoto 2019で、ハードウェアハッカーの世界という本の紹介発表をみて感じたことと、SC-MAKERS!活動の模索に関して
発表内容はアンドリューバニーファンというXboxのハック本の著者が、失敗を重ねながら中国の深センからプロダクトを世に出すまでの発見やそこからの考察をまとめた書籍の紹介がありました。
深センでのものつくりの例などが面白かったのですが、発表で気になったのは、商売においては、スタートアップは熱心なファンをつくり、小さい範囲から始めることが肝要であるという点です。
ランドリー・シャッターは会社での企画募集案で採用されたものをソフトウェアしかやっていない会社で思い切ってやってみよう、Maker Faireで発表できれば会社自体の宣伝にもなるというチャレンジ活動でしたが、実際にビジネスにするには難しい(とうかほぼ無理)と思っていました。
この部分、このまま実現するには大掛かりになってしまいますし、そもそも様々な居住環境で展開できるような気がしません。
というわけで次回からこれをやめて別の企画にしようかどうか悩んでいました。
が、いろいろたくさん失敗することも大事だろうと思いなおし、次回は実物大までもっていければと考えはじめました。結果熱心なファンを生み出せるのか。もしくは苦い思いだけがのこるのか。
経過をこのブログ等で発信できればと思います。
(本レポートについて)
このレポートは、展示会へ参加したスタッフに課された「当日の展示などを見て回り、印象に残ったものや出来事について記事を書け」という課題の成果物です。
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