レポート:OMMF2020 アロエが楽器に
概要
岐阜県大垣市で2020/12/05に開催されたOgaki Mini Maker Faire 2020のオンライン会場で開催された
情報科学芸術大学院大学 音響表現研究室様のプレゼンテーション「音響表現研究室活動報告:2020秋冬」を視聴しました
出展者様ページリンク
https://www.iamas.ac.jp/ommf2020/maker/iamas-onkyo-lab/
第4の電気素子について
アロエの話に入る前に、楽器として使用できる原理の説明がありました。
第4の電気素子であるメモリスタをアナログシンセサイザーへ入力するという話でした。
メモリスタについてよくわからなかったのでwikipediaから抜粋しました。
メモリスタ (またはメモリスター。英語: memristor) は、通過した電荷を記憶し、それに伴って抵抗が変化する受動素子である。
抵抗器、キャパシタ、インダクタに次ぐ新たな受動素子であるので、“第4の回路素子” と呼ばれる。
過去に流れた電流を記憶する抵抗器であることからメモリスタ (memristor) と名づけられた。
アロエを回路図で示す
アロエはバイオメモリスタに分類される?そうで、回路上は下記のようになっています。
アロエから信号を取り出す
音に変換するために、アロエから信号を取り出すモジュールを自作されたそうです。
基盤はAutodesk EAGLEを使用して作成。
パネルもしっかり加工して作成されているようで、アロエにかける想いを感じ取れます。
実際にアロエで演奏してみた
実際にアロエで演奏された動画が下記になります。
動画前半は上記の詳細な解説、2:00ごろ~が演奏となっています。
ただ単に置いているアロエからここまで様々な音が出るのか!と驚かされるような多彩な演奏となっているため、ぜひ視聴してみてください。
(本レポートについて)
このレポートは、展示会を視察したスタッフに課された「当日のオンライン展示などを見て回り、印象に残ったものや出来事について記事を書け」という課題の成果物です。
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