BitSummitレポート: ぴこピコ☆らぶタッチの英語名称と気になって買ってしまったゲーム

BitSummit に初参加しました。
会社有志が開発しているぴこピコ☆らぶタッチが出展したため、手伝いの様な形で1日だけ参加しました。

会場には入場者が気になったゲームに対し投票するボードがあり、我らぴこピコ☆らぶタッチもいくつか票をいただいていました。投票してくださったみなさまありがとうございます。

このボードよく見ると、ぴこピコ☆らぶタッチの名称を英語表記しておりPico Pico Love Touchとなっています。
しかし、ゲーム画面ではPiko Pikoと表記しています。
ピコ+ゲームで想起されるのはどうしてもPicoの方なので(ピコピコサウンドはどうしたってPicoです)命名者にPikoなのかPicoなのか意図を確認しました。
「Picoだと小さい等のニュアンスがあり、筐体が大きいことから単にローマ字読みでPikoにした」
とのことでPikoと命名したこと自体には意味がないとのこと。
このPiko念の為検索してみたところハワイの方の言葉で”へそ”の意味があるそうで、へそへそらぶタッチということで今後ともよろしくお願いいたします。

会場で気になったゲーム

このLEGAL DUNGEONというゲーム、キャリア警察官となって捜査調書から事件に対する法的な意見を記述するゲームです。(韓国のインディーズゲームデベロッパーSomiさんの作品)
捜査はすでに終わった段階から開始し、プレイヤーの目の前には供述書類や捜査書類が揃った状態で存在し、書類から犯罪者をどんな罪で起訴できるかの意見を作成します。
この意見作成の過程をダンジョンとしておりプレイヤーの意図通りに起訴まで持って行ったり、例えば証拠が不足しているので不起訴に持っていったりできます。
また警察署は年間の目標起訴点数が設定されています。(殺人15点、窃盗2点など犯罪種別で点数が設定されており、トータルで稼いだ点数により、治安維持ができている優秀な組織であることを上部組織に証明しなければならない)
点数を稼ぐため、無辜?の市民に対し恣意的に犯罪条件を追加することでより重罪で起訴する必要が迫られたり、警察としてではなく人として善と思われる行為を選択することができたりなど奥が深いです。
気に入ったのは、クリアするためには集中し書類を読み込まないといけない点です。
ドキュメントを読み込み事件を理解しないと全くゲームを進めることができず、文章理解とそこから浮かぶ事実から言葉を選ぶ行為に緊張感があり、今までやったことがない新鮮なゲーム体験だと感じました。
Steamで購入し進めていますが実在の事件をベースにした独特な事件が多く、なかなか面白いです。オススメです。

(本レポートについて)

このレポートは、展示会へ参加したスタッフに課された「当日の展示などを見て回り、印象に残ったものや出来事について記事を書け」という課題の成果物です。 
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