コロナ禍におけるらぶタッチ
コロナ禍の中、開発者視点でのらぶタッチに対する思いについて書いてみます。
ぴこピコ⭐︎らぶタッチは、光るパネルを二人で手で触れあい相性診断を行うというシャイな現代人向けには画期的なゲームです。
しかし、このコロナ禍において、手が触れ合うということの難易度は今まで以上に上がってしまいました。
触れ合った時のぬくもりを取り戻すため、どのような対策をとるべきかを検討してみます。
課題分析
課題となるキーワードは「接触」だと思うため、同じような課題を抱えているであろう業界を抽出し、その業界でどのような対策がされているかを分析してみます。
対象とする業界の条件を箇条書きにすると下記となります。
・普段交流しない他人と接触する
・恋愛要素を含む
・ゲームとして楽しむ
条件に合致した業界は下記です。
■抽出結果
・婚活業界
・ゲームセンターなどのアミューズメント業界
婚活業界におけるコロナ対策
カテゴリ | 対策 |
マッチングアプリ型 | ビデオ通話機能など、 オンラインで完結できるように機能追加 |
婚活パーティ型 | 主催者側で検温やアルコール消毒などの感染対策を徹底する |
アミューズメント業界における
コロナ対策
対策 | 詳細 |
定期的な消毒 | スタッフにより、定期的に消毒を行う 「消毒済み」「プレイしました。スタッフが消毒します」と 記載したカードで、消毒済みかどうかが 判断できるようなUIとしている |
換気 | 長時間密にならないよう、通気性を良くする |
らぶタッチでの対策
他の業界の対策を参考に、らぶタッチでのコロナ対策を検討してみます。
オンラインゲームとする案もありますが、やはり開発者としてはやはりリアルにこだわりたい思いがあります。
そのため、感染対策を重視する方向で進めるのが一番現実的かと感じています。
特に除菌については一層気を遣って対処するしかないのが現状ですので、上記のアミューズメント系の対策のように、
・定期的な除菌
・利用者に安全であることをアピール
することが大事だと思います。
最後に
安心してらぶタッチができるような社会にまた戻れることを願っています。
(本記事について)
この記事は、Ogaki Mini Maker Faire 2020への出展に合わせ、SC-MAKERS!スタッフに最近の取り組みについて執筆してほしいと依頼した課題の成果物です。
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